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【大学編入】英語の勉強法!英単語の暗記スピードが2倍になる勉強法を簡単にまとめました。

  

編入を目指すなら英語対策は必要不可欠。つまり英単語対策も必要不可欠。

以前、英語の対策法ということで、編入経験者の私が使用した参考書をご紹介しました。

大学編入に必要な英語レベルと対策法。おススメ参考書17選!【偏差値40でも目指せる大学編入】


編入するのに必要な英語力、大学群別の目安はこんな感じです。

  • 『産近甲龍・日東駒専』レベル英検2級~準1級
  • 『MARCH・関関同立』レベル英検準1級以上

つまり、大学編入を成功させるには英検2級~準1級以上英単語力が必須というわけです。さ、単語の暗記だ!暗記だ!


ということで今回は元編入生の私の経験を交えつつ、こんな疑問に答えていきます。


疑問
  • 英単語が全然覚えられないんだけど、どうしたら良いの?
  • 偏差値40でも覚えられる方法は?
  • 大学編入に向けた英語の勉強法が知りたい。


この記事を読めば、英単語を覚えるスピードは格段に速くなります。

英単語を効率よく覚えて大学編入合格を目指しましょう。

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はじめに


筆者の経験談(記事の根拠)


こんにちは、Takadueという名前でブログやってます。

最近は【偏差値40でも目指せる大学編入】をテーマに情報発信しています。大学編入を目指している方の参考になると思いますので、気になる方はご覧ください。 →大学編入の記事


ということで、他の記事でも度々触れていますが、私には関西大学に編入した経験があります。

偏差値40で高校を卒業。その時点でTOEIC260。そこから1年間勉強してTOEIC780点に。関西大学関西外大の編入試験に合格しました。


まぁ結構バカな状態から1年でTOEIC520点上げることができたので、当時の経験を参考に効率の良い英単語暗記法を解説してみます。



私が使った単語帳


基本的にパス単シリーズを使用していました。



この2冊完璧にしたら英検1級のパス単に移行しても良いかもですが、普段目にした分からない単語をノートにまとめて、自分だけの単語帳を作って暗記するのも結構おススメです。



脳の働き方を知る。


恐らく暗記が苦手な人は脳の働き方を理解して学習できてないのだと思います。

『とにかく手あたり次第覚える』みたいな“根気で勝負だ!”的な勉強・暗記法だと、なかなか身に付きません。高校時代の私なんか特にこんな感じでした。

効率よく勉強・暗記するには、まず脳の働き方を知り、それに合わせて勉強を進め、知識を脳に定着させていく必要があります。


ということで、まずは脳について、最低限知っておいたら役立つ事実をご紹介します。知ってたら飛ばしてください。



長期記憶と短期記憶。


聞いたことありますか?記憶には大きく分けて2種類あり、それが長期記憶と短期記憶っていうお話です。


通常15秒から30秒程度、長くても数分以内の記憶を短期記憶、それよりも長い時間の記憶を長期記憶といいます。

短期記憶はいったん海馬に送り込まれ、一時的に保存されます。

海馬によって長く保存すると判断された情報は、最終的に側頭葉などの大脳皮質に送り込まれ、長期記憶として保存されます。

日本速読・記憶法セミナー

要約すると、記憶はいったん海馬に保存され、海馬が重要と判断したものは長期記憶として保存というプロセスを経て、記憶として脳に定着しますよということです。


イメージこんな感じ。

海馬に重要だと判断させる方法は、何度も繰り返し記憶すること。


つまり、単語を効率よく覚えるためには暗記した単語(短期記憶)に何度も接し、海馬に重要だと判断させ、長期記憶に保存する必要があるということです。



エビングハウスの忘却曲線



エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit, pek, tas, …etc)を記憶し、その再生率を調べ、この曲線を導いた。

1日の間に急激な忘却が起こるが、その後の忘却は緩やかに起こる。

Wikipedia

つまり、記憶というのは1日経つとほとんど忘れる(思い出すのに時間がかかる)ということです。忘れることが当たり前なんですね。


ただ、この曲線はあくまでも復習しなかった場合。

復習するとこんな感じになるみたい。




Psychology & Neuroscience

つまり、何度も復習することで記憶として定着していくということです。


‎脳の働き方と学習法まとめ


以上、記憶に関して2つの理論を紹介しました。


まとめると、単語を覚えるうえで重要なのは以下の2点。

  • 同じ単語に何度も接することを心がける。
  • 短時間の暗記を繰り返し行うようにする。

例えば、1週間のうち14時間を暗記の時間として使えるとします。

その場合、『14時間×1日』よりも『2時間×7日』のように分散して学習したほうが、効率よく記憶として脳に定着させることが出来ます。

1日どれだけ頑張って暗記しても、翌日にはほとんど忘れてしまうのでね。


効率よく単語を暗記したいのならば、短期間に詰めて暗記する集中学習ではなく、長期間で暗記を何度も繰り返す分散学習を意識して取り組むことをお勧めします。



英単語の暗記法


以上を踏まえて、私も意識的に実践していた英単語暗記法を順番にお話ししていきます。


頭を使って暗記する。


そんなの当たり前だろうという話ではありますが、、、


ここで言いたいのは、頭を使わずにとにかく単語を見ているだけでは、いつまで経っても覚えられません。ということ。

さっき話した理論的に、確かに繰り返し見ているだけでも暗記可能とは思いますが、しっかり頭を使うか使わないかで記憶への定着スピードは雲泥の差だと思います。


じゃあどうすれば良いのかという話ですが、私が意識していたのは以下の2点です。

  • 語呂合わせでも良いので単語学習中はとにかく暗記することに努める。
  • 単語の使い方、使用法もしっかり確認する。

なんとなく単語帳をパラパラ見ただけで満足するのではなく、単語の暗記中は脳をフル回転することを意識しましょう。

それくらい深みのある短期学習を毎日繰り返すことで、短期記憶が長期記憶へと移行していきます。



前日・前々日の復習は絶対。


短期記憶から長期記憶へ移行するには、暗記した単語が重要であると海馬に認識させるために、同じ単語に繰り返し接する必要があります。

毎日復習を欠かさず繰り返し、短期記憶を長期記憶に移行していきましょうということです。


例えば、20単語を4日間で覚えるために、1日5単語ずつ覚えるとしましょう。

  • 初 日:1~5 暗記
  • 2日目:1~5復習 6~10暗記
  • 3日目:1~10復習 10~15暗記
  • 4日目:1~15単語 16~20暗記

初日に覚えた単語も4日目には4回繰り返し覚えていることになり、短期記憶から長期記憶へと移行していきます。


この暗記法はTOEIC満点の英語講師の方も推奨していた暗記法なので効果は絶対だと思います。


とにかく重要なのは、何度も繰り返し暗記作業を繰り返す、そのために毎日欠かさず復習は行いましょう。ということです。



接頭語の知識をつける。


接頭語というのはこれ。


接頭語 意味
un~
dis~
in~
im~
否定を表し反意語をつくる。
例1: un + fortunately(幸いにも)= unfortunately(不運にも)
例2: im + perfect(完全な)= imperfect(不完全な)
in~ 例: in + claudere(ラテン語で「閉じる」)= include(中に閉じこめる→含める)
in~ 例: in + claudere(ラテン語で「閉じる」)= include(中に閉じこめる→含める)
re~ 「繰り返し~する」「再び~する」を意味する。
例: re + try(試す)= retry(もう一度する)
ex~ 「外へ」を意味する。
例: ex + planare(ラテン語で「明瞭にする」)= explain(外に対して明瞭にする→説明する)
extra~ 「~の外」「~以外」を意味する。
例: extra + ordinary(普通の)= extraordinary(普通以外→並外れた)
con~
com~
「共に~する」を意味する。
例: com + bat(叩く)= combat(共に叩き合う→戦う)
ante~
pre~
「~の前に」を意味する。
例: pre + dicere(ラテン語で「話す」)= predict(前もって話す→予測する)
post~ 後に」を意味する。
例: post + poner(ラテン語で「置く」)= postpone(後の方に置いておく→延期する)
super~ 「~の上」「超~」を意味する。
例: super + sensitive(敏感な)= supersensitive(過敏な)
infra~
sub~
「~の下」「~未満」を意味する。
neo~ 「新しい~」を意味する。
paleo~ 「旧い~」を意味する。
tele~ 「遠くの~」を意味する
anti~ 「~に反する」「~と逆」を意味する。
Wikipedia

この接頭語の知識を身に付けることで、単語をイメージで暗記することが出来ます。

また、暗記の手助けだけでなく、試験中に知らない単語が出てきても接頭語と文脈でイメージをつかむことが出来るようになり、結果的に正答率も上がるというわけです。


上記で紹介した『ex~』が使われている単語を例にしてみても、

  • extend : 伸ばす、延長する
  • expand : 拡大する、展開する
  • exhibit:展示する

どの単語も『ex~』の持つ“外へ向かっていくイメージ” があるのが分かりますか?

このように接頭語の知識があると、単語を暗記する時や試験中など非常に役立ちます。


上記で紹介したWikipediaの表をとりあえず知識として蓄えておくだけでも良いかもしれません。最終的には、イメージで単語を暗記できるようになるのが最高です。


以下のような書籍も出版されています。英単語を効率よく暗記するためには絶対に必要な知識ですので使用する価値はあるかもしれません。



私は書籍を使用していません。専門時代の講師が独自のテキストを作ってくれたので。



とにかく毎日繰り返す。


何度も言いましたが、とにかく毎日繰り返すことを心がけましょう。


単語帳を持ち歩くのは絶対。もし無理なのであればスマホで写真を撮るなどして、移動中・トイレなど、一日数十分、単語の時間を確保する。


今日やらなかった分は明日取り戻そう的な考え方は、記憶のメカニズム的に効率が悪いです。歯磨きくらい日課にしてするのがベスト。

10日間くらい頑張って続ければ日課として体に刷り込まれて、それ以降は割と苦ではなくなります。

その域に達することができれば、あとは無心で継続するだけで単語力は右肩上がりで上昇するだけ。


成功する秘訣はいかに努力を習慣化して継続的に行うかということですね。



まとめ


以上、今回は英単語の暗記法ということで、私の経験をもとに解説してみました。

効率の良い暗記法を簡潔にまとめると、

  • 記憶のメカニズムを意識して毎日単語に接する。
  • 接頭語の知識を身に付ける。

英単語もそうですが、何事も上達するには努力を継続的に行う必要があるということですね。スポーツでも勉強でも、なんでも。

なにかを習得するには、それなりの覚悟が必要ということですね。まぁポジティブに言うと、毎日続けるだけで習得できという。自分に言い聞かせましょう。私も言い聞かせます。



という感じで本日は以上になります。大学編入を目指す人もそうでない人も、英単語の暗記頑張ってください。


大学編入を目指す人もそうでない人も、英単語の暗記頑張ってください!



筆者の大学編入の経験談はこちらで話しています。

マジで勉強ができない偏差値40のバカが関関同立を卒業するまでの話。

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大阪生まれの24歳で関西大学 総合情報学部卒。元編入生です。
バスケ、映画、ビリヤード、旅行が趣味。
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