「効率よくTOEIC500-600を突破する方法は?」
「おススメの書籍は?」
こういった疑問に答えていきます。
近頃、大学編入試験の一貫でTOEIC含めた英語資格の提出を求める大学が増えてきています。
文学部・外国語学部だと700~800は欲しいところですが、それ以外の学部だと500~600くらいあれば意外に何とかなりそうです。
つまり、大学編入を目指すにあたって、TOEIC500点というのは最低限持っておきたい英語資格の一つと言うこと。
とはいえ、文学部・外国語学部を志望していなければ、そこの対策に時間かけるのはもったいないですし、TOEIC500点くらいなら手っ取り早く取得しておきたいところです。
ということで、今回は大学編入をきっかけにTOEICスコアを1年で260→780まで上げたという筆者の経験を基に、TOEIC500-600レベルの突破法を簡潔にまとめました。
大学編入に向けて、手っ取り早くTOEICをスコアアップしたいという方は、是非参考にしてください。
詳しくは目次を↓↓↓↓
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はじめに

筆者の経験談
冒頭でも述べましたが、筆者は大学編入受験生だった頃、TOEICを1年で260→780点まで上げた経験があります。
その1年間の中から、TOEIC500~600点を突破した部分にフォーカスし、どういった勉強法を行ったのか、どの書籍を使ったのかについて話していきます。
筆者については下記の記事を御覧ください。
500-600突破に必要な能力レベル
TOEIC500-600というのは、英検2級レベルだと言われています。
とはいえ、単語さえ暗記すれば何とか合格できる英検とは違い、TOEIC500-600を突破するには単語力の他に文法力やリスニング力も非常に重要です。
最低限必要な能力レベルを3つにまとめました。
- 英検2級に余裕で合格できる単語力
- 中学生レベルの文法力
- TOEICリスニング問題の慣れ
この記事では、上記の能力を身に付ける際に筆者が行った対策法をまとめています。
単語編

おススメ書籍
TOEIC500突破
TOEIC600突破
対策法
TOEICなのに英検?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この書籍を使う目的はTOEIC対策する上で絶対的に必要な英単語の基礎を身に付けることです。
英検2級レベルの基礎的な単語力はTOEIC対策する上で必要不可欠。
基礎的な単語力を身に付けるという点で、上記の書籍は非常に有能です。
対策としては、とにかく『英検2級パス単』を完璧に暗記すること。
出てくる単語を全て、反射的に和訳できるようにしましょう。
私が実践していた暗記法については、こちらの記事を参考にしてください。
【大学編入】英語の勉強法!英単語の暗記スピードが2倍になる勉強法を簡単にまとめました。
『英検2級パス単』を完璧にした後は『英検準1級』に移行するのが理想ですが、TOEIC500の突破なら英検2級の単語だけでもなんとかなる気がします。
TOEIC600なら英検準1級の単語帳も7~8割は完璧にしておきたいところです。
ちなみに筆者は、TOEIC260→780の間に使用した単語帳は上記2つだけです。英検用の単語帳にも、TOEIC頻出の単語が非常に多く載っています。
文法編

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対策法
上記の参考書を使用する目的は、TOEICリーディングパートにおける文法問題の正答率アップを図ることです。
TOEICの文法問題というのを、例として挙げておきます。
【 **** is the most ( ) thing***】
A. importance
B. important
C. importantly
D. import
カッコの前後を見れば形容詞が入ることが分かると思います。
【A. importance】は名詞、【C. importantly】は副詞、【D. import】は動詞(輸入する)なので違う。なので正解はB。
中学生レベルの文法力があれば2秒で解けます。
中学生レベルの文法でTOEICに挑むという点でいうと、『TOEICテスト中学英文法で600点』が非常に有能です。筆者の場合、これ1冊を完璧にすることで、600点には届きませんでしたが500点は突破しました。
また、この参考書は『基礎的な英文法』『TOEICテストの楽しさ』を与えてくれた貴重な1冊でもあり、勉強苦手なTOEIC初心者には超おススメです。
『TOEICテスト中学英文法で600点』が終われば、『TOEIC L&Rテスト究極のゼミPART5&6』で深く学び、『TOEICテスト 文法語彙でるとこだけ問題集』で問題に慣れることで、TOEIC600に近づくと思います。
注意点として、文法を学ぶ際は「暗記」ではなく「理解」することを意識して学習に取り掛かりましょう。
参考書で理解→問題集で実践→参考書で理解→問題集で実践→….
上記の繰り返しが重要です。
リスニング編

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対策法
上記の参考書を使用する目的は、TOEICリスニング問題のパターンを体に染み込ませることです。
リスニング用の参考書は使わないの?
と思われる方もいるかと思いますが、リスニング対策に関しては『公式問題集』のリスニングパートだけで事足ります。
聞き方のコツなどを解説している参考書も見かけますが、コツを覚えるよりもTOEICリスニング問題のパターンを覚えるほうが、すぐに点数あがります。
対策法は、『公式問題集』のPart4のリスニング問題をひたすら暗唱することです。
筆者の場合、この対策法だけを実践し、リスニングパート430/495まで持っていくことに成功しました。「暗唱」はマジでお勧めです。
とはいえ、「暗唱」といってもイメージ湧きづらいかと思いますので、具体的な暗唱法については、こちらの記事を参考にしてください。
【大学編入】TOEIC対策法!リスニングを攻略して700点突破した方法を話します。
最後に

短期間でのスコアアップ
今回は手っ取り早くTOEIC500-600を突破する方法として筆者が実践した対策法を解説しました。
とはいえ、人によって苦手な分野・学習スピードには違いがありますし、誰でも必ず短期間で成果が出る対策法というのは存在しません。
そうした中、短期間でのスコアアップがどうしても必須であるという方は、独学ではなくスクールを使うことも検討しても良いと思います。
TOEIC系のスクールなら、『RIZAP ENGLISH』『トライズ』が非常にお勧めです。
【RIZAP ENGLISH TOEICコース】短期間での点数アップは本当に可能なのか?
短期間でTOEICスコアを向上させたいのであれば、「ハードなカリキュラム」が組まれているスクールを選ぶことをお勧めします。
以上です。
ありがとうございました。