Campus Life

【大学生アルバイトの平均月収】バイト選びのコツと効率の良い稼ぎ方は?

  

そうだ バイト 始めよう


パパやママに毎月10万円の小遣いを貰っている一部の学生を除くほとんどは、アルバイトを始めざるを得ない状況にあるでしょう。


現に、アルバイトをしている大学生の割合は全体の74.1%に及ぶみたい。

第54回学生生活実態調査の概要報告


今すぐバイトで稼がねば!


とは言っても、学生の立場である以上、やはり学業とアルバイトは両立させたいところ。時給の高い夜勤続きで、講義の間 爆睡をかましていれば元も子もありません。

学業に影響の出ない範囲で、効率よく稼ぐのが理想でしょう。


ということで、本日はこんな疑問に答えます。

  • 大学生の平均月収は?
  • 学業と両立しながら効率よく稼ぐ方法は?
  • バイト選びの基準。かけもちは必須?


学生時代、アルバイトと給付奨学金で年間180万円くらい稼いでいた自身の経験を基にお話しします。





詳しくは目次を↓↓↓↓



スポンサーリンク

はじめに

大学生の平均月収


アルバイトを始めるにあたって、

そもそも、大学生って月にどれくらい稼げるものなの?

なんて疑問をお持ちの方も多いと思います。


マイナビがアルバイト経験のある大学生にインタビューしたところ、平均月収は下記のようになったそうです。

■今までにバイトで稼いだ平均月収はどのくらいですか?

第1位 3万円 47人(15.3%)
第2位 5万円 41人(13.4%)
第3位 4万円 38人(12.4%)
第4位 6万円 33人(10.8%)
第5位 2万円 32人(10.4%)
第6位 7万円 30人( 9.8%)
第7位 1万円 18人( 5.9%)
第7位 8万円 18人( 5.9%)
第9位 10万円 15人(4.9%)
第10位 5000円未満 7人(2.3%)

マイナビ 学生の窓口

グラフにするとこうなりました。


月収3万円~5万円くらいが多いみたいです。意外と少ないですね。

ただ、大学生だと稼げても5万円くらいという話ではないのでご安心を。健全なアルバイトでもバイトの選び方・働き方次第で8万円~15万円は容易に稼げます。




103万円と130万円の壁


そもそも、大学生って年間いくらまで稼いでも大丈夫なの?

なんて疑問をお持ちの方も多いと思います。


大学生がアルバイトをするにあたって覚えておく必要があるのが、103万円の壁130万円の壁です。


103万円の壁

年収が103万円を超えると、学生自身に所得税などの納税義務が発生し、さらに親の扶養控除から外れることで親にかかる税金も非常に高くなります。

世帯収入的に考えれば損をしてしまうこともあるので、注意が必要です。

年収200万~300万円を稼げるのであれば話は別ですが。


103万円にギリギリ収まる月収は85,000円です。



130万円の壁

勤労学生控除を申請すると、上記の年収103万円の壁が130万円まで引き上げられます。130万円以内であれば、学生自身に納税義務が発生することはありません。

とはいえ、103万円を超えると親の税金が増えることには変わりはありません。勤労学生控除を申請して103万円以上を稼ぎたい場合は、親と相談するようにしましょう。


130万円にギリギリ収まる月収は108,000円です。



103間年の壁、勤労学生控除については以下のサイトが役立ちます。詳しくはこちらをどうぞ。



バイト選びのコツ

稼ぎづらいバイト一覧


なんとなく思いついた範囲で挙げていきます。


塾講師

数年前に比べると時給はかなり良くなってきている。しかし、基本22時頃の退勤になるので、大学生が授業終わりに稼働時間を確保するのが難しい。


アパレル店員

洋服屋のほとんどが21時頃に閉まる。授業終わりの17時から働いても4h程度しか働けず、時給1,000円でも1日あたりの給料は4,000円。稼働時間を確保するのが難しい。


コールセンター

こちらも稼働時間を確保するのが難しい。時給1500円で22時までの稼働可能、もしくは24時間勤務の場合は話は別。


コンビニ

楽に稼げるバイトの代表格でもある「コンビニ夜勤」。生活習慣が崩れるため、学業と両立したいのなら効率悪い。かといって日中は稼げないので、コンビニは視野から外しておこう。


短期バイトの繰り返し

例え日給1万円でも、収入が安定しないうえ有給も貰えない。次のバイトを探している時間も勿体ない。短期バイトを収入のメインに持ってくるのは効率悪いかも。



稼ぎやすいバイト一覧


飲食店

アパレル・雑貨に比べて営業時間が長いので、授業終わりでも長く働ける。それでいて時給も高いケースが多い。特にディナータイム(17:00-24:00)だけでなく、ランチ(10:00~16:00)・深夜(24:00~5:00)も営業している店舗の方が稼ぎやすい。長期休暇なら月20万円以上も容易。


パチンコ

飲食店と比べると時給も高いケースが多く、それでいて朝から夜まで営業しているので稼ぎやすい。うるさい店内と客層の悪さがデメリットだが、そこを我慢できるのであればぜひ挑戦してみよう。


カラオケ

飲食店と比べると平均時給は若干劣るかもしれないが、営業時間が長い分、稼働時間を確保しやすいので大学生でも稼ぎやすい。



稼働時間が命


大学生が学業とバイトを両立して効率よく稼ぐには、時給が高く稼働時間を確保しやすいバイトを選ぶ必要があります。

時給が高くても稼働時間が少なければ、効率よく稼ぐことはできないですからね。


上記で挙げたもの以外にも、多種多様なアルバイトが存在します。

『時給』『稼働時間』を軸にして、自身のライフスタイルに合ったアルバイトを見つけましょう。




効率よく稼ぐには

1つのバイトを長く続ける


色んなバイトを数か月おきに転々とするのも否定はしませんが、「効率よく稼ぐ」という観点ではあまりおススメはできません。


理由は大きく分けて2つあります。

  • 6か月以上働かないと『有給』が発生しない
  • 将来的にストレスなく働けるようになる

長く働くと経験値も上がり、将来的に人間関係・シフト面でストレスなく働けるようになるので、結果的に稼ぎやすくなります。

とはいえ、意外に稼げなかったり人間関係が上手くいかなかったなど、何かしら辞めたい理由がある場合、無理に長く続ける必要は無いとは思いますが、長期勤務を視野に入れたバイト選びを心がけたほうが良いかもしれません。



人間関係は良好に


無駄に店長を毛嫌いする輩がたまにいます。

別に嫌うなとは言いませんが、自分と店長の関係性を悪化させるような言動は慎みましょう。

そんな言動は、“あえて”する必要はないのです。自分を管理する人間との関係性がこじれるのはデメリットでしかありませんから。



掛け持ちをしない


「11:00-15:00はカフェ 17:00-23:00は居酒屋(合計10時間)」
※時給はどちらも1000円とする

という働き方をする人がいますが、これは効率の良い稼ぎ方とは言いません。

同じ店舗で10時間働いたほうが効率よく稼ぐことが出来ます。


なぜなら、1日8時間以上働く場合、時間外労働として1.25倍の割増賃金が支払われるからです。

「労働基準法」で、労働時間は最大1日8時間、週に40時間までが原則と定められており、これはアルバイトにも適用されます。さらに、22時以降の勤務に関しては深夜手当も支払われるので、一つのバイトで長く働いたほうが良いというわけです。



「じゃあ掛け持ちバイトで8時間以上の労働をした場合、割増賃金は支払われないの?」

なんて疑問をお持ちの方、いっらっしゃるのではないでしょうか。


実は、掛け持ちでも割増賃金は支払われます。

支払い義務があるのは、労働時間か8時間を超えた時点で働いているバイト先です。ただ、何となく分かるかと思いますが、こういったケースだとなかなか貰いづらい。


こういった問題に加え移動時間なども考慮すると、1つのバイトで長く働いたほうが効率良く稼げると言えるのではないでしょうか。



有給を活用する


アルバイトでも有給を消化をすることができます。

その方法は、店長やオーナーに「今月、有給を○○日分ください」と言うだけ。「日数分×1日当たりの平均収入」が支払われます。

私も5年働いたバイト先では2回申請を行い、計14万円頂きました。


アルバイトの有給に関しては、以下の記事が役立つので参考にしてください。


こうした有給を貰うためにも、普段から真面目な姿勢で働くことは心がけておきましょう。

有給を消化する学生アルバイトは決して多くはありません。中には「学生の分際で生意気な」と考える人が多いのも現状。

そうした中、勤務態度が不真面目なアルバイトがそうした権利を振りかざしてきては、店長もバイト仲間も見ていて気分が悪いものです。


権利を主張するためにも、普段から真面目に働くというのは非常に重要です。

また、上の項目で挙げた良好な人間関係の構築も、こういう時に味方してくれます。



最後に

今回は『いかに効率よく稼ぐか』という視点から、アルバイト選び・働き方のコツについて解説してみました。

学業をとアルバイトを両立ししつつ、効率よく稼ぎたいという方の参考になれば幸いですが、、、



自分に最適なアルバイトの見つけ方

私の場合、学生の頃は非常に貧乏で『稼ぎ』に重きを置き、そのことに疑問を抱かず飲食店で5年間、アルバイトとして楽しく働いていました。


ただ、自分に最適なアルバイトの見つけ方として大切なのは、『自分は何がしたいか』『将来にどう繋がるか』を軸にすることです。

確かに塾講師は稼ぎづらいかもしれませんが、興味があるならそれを選ぶべきですし、教員志望ならなおさらです。


『稼ぎ』を重視したアルバイト選びは、短期的に見れば効率が良いかもしれません。

しかし、人生を長い目で見たとき、『稼ぎ』を重視して興味のない業界で働くのは、決して効率が良いとは言えません。

自分が本当に働きたいバイト先を選ぶのが、一番幸せですよ。

と、社会人になった今ではそう思います。


ということで、さっそくバイトを探しましょう!



Sponsored



Sponsored



Campus Life

Tag
タグ

Profile
ブログ運営者の情報はこちら。

タカ / Takadue
大阪生まれの24歳で関西大学 総合情報学部卒。元編入生です。
バスケ、映画、ビリヤード、旅行が趣味。
このブログでは『偏差値40に役立つ情報』を中心に発信しています。
Wordpress「Stinger8」を利用中。
プロフィールの詳細はこちら→Profile