引用:パラマウントピクチャーズ
2018年公開のミッション:インポッシブルシリーズ6作目の最新作!飛んで走って落ちては飛んで。不可能を可能にするトムクルーズを目に焼き付けろ!
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あらすじ
盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。
監督:クリストファーマッカリー
制作:トムクルーズ
主演:トムクルーズ引用元
映画.com
おれの辞書に、不可能の文字は無い。と言わんばかりのトムクルーズに星5つ。★★★★★
トムクルーズの新たな挑戦をカメラに収めて、そのついでに映画撮っちゃいましたと言われても疑えない。それくらい高レベルのアクションをCG無しでやってしまう。それを見つめる2時間半。
てか、2時間半もあったのか!ってくらい一瞬で終わった。それくらい面白かった、というより楽しかったそんな映画。
M:Iシリーズ全6作、一応どれも見てきましたが、今回のが一番印象に残りそうな予感ですね。
初めて1作目を見たのは小学生の時。大の字になって床スレスレの宙吊りシーンは、世界的に有名なトムクルーズ代表シーンの1つ。
けど個人的にはそれをダクトの中から支えてるジャンレノのキャラが結構好きやったり。
まあそれが1作目。
2作目がハトにバイクチェイス、3作目はビルから転げ落ちて、4作目は高層ビルを駆け下りて、5作目は飛行機にしがみついてそのまま空へ・・・
どの作品にも必ず1つ、超印象に残るトムが生身で演じたアクションシーンがあるわけですね。
じゃあ6作目は、、、いやあ決められねえ。
1万メートル上空から飛び降りるヘイロージャンプ(軍がやるようなやつ)、パリの街をバイクでぶっ飛ばしたり、骨折までしたビルからビルへのジャンプ、まさかの本当に自分で操縦してたヘリコプターシーン。
アクションシーンが本当にてんこ盛り。これでも減らした方なんだとか。ずっと手に汗握りっぱなしでした。トムのアクションに。
本当にこの男、、ただものじゃない。役者魂の塊。いや、スリル中毒の塊か。
けどやっぱり、個人的には序盤のヘイロージャンプが今作で印象に残りそう。
だってまさか本当に飛んでるとは思ってなくて、劇場でめっちゃ考えた。
『これどーやって撮ってるんかな』て。
飛び降りるところのカメラワークとか、どこまでがCGでどこから本人やろとか、グリーンバックの中に巨大扇風機置いたんかなとか思いながら見てて。
気になったから『フォールアウト 撮影方法』で検索したわけ、見終わった後に。
いや、ほんまに飛んどるんかい!てなったまじで衝撃を受けました。YouTubeにメイキングあるんで必見です。
ヘイロージャンプってのはアメリカ空軍が考案したもので、高度1万メートルくらいから落ちて、陸ギリギリでパラシュートを開くというもの。敵地に侵入する時とかにバレにくいらしいです。
気失ったりするくらい結構危険なものらしいのですが、まさか本人が飛んでるとは、、そのうち火星くらいなら行くんじゃないですか、この方は。
ちなみに、映画の中でトムと一緒にヘイロージャンプしてたヘンリーカヴェルは、実際はずっと地上にいたそうです。へい!スーパーマン!
いつか自分も飛べるように準備しとくと言ってたので次に期待しておきましょう。怪我しないように。別に飛ばなくても良いとは思うけどね。
ヘイロージャンプはトムの長年の夢だったらしい。いつか映画で飛びたいってずっと思ってたんやろな。叶えれて良かった良かった。
そしてトムもすごいけど、それを実行に移した周りの制作陣もすごい。本当にお疲れ様でした。
実はわたくし、この前までいた職場でロケ地探したりとかしてたんですね。そーいう仕事してますもんで。規模が全然違うけど。
ヘイロージャンプを許可してくれた国がUAEだけだったみたいやけど、どーやって探したんやろマジですげーなって思った。撮影に同行した周りのスタッフも。
トムも一生懸命、仕事に情熱を傾けててすげえカッコいい。
第一志望の会社に入社したにも関わらず、激務で辞めてえ辞めてえと毎日のように思ってたから特にそう思った。
それにヘイロージャンプだけじゃない。ヘリ操縦だって1年以上訓練してほんまに自分で操縦したんやと。
しかもヘリ内のカメラ自分で位置変えて撮影してたらしい。さすが、制作にも携わってるだけある。映画人や。
まあたぶん本人すごい楽しいんやろなっていうのがスクリーンから伝わってきました。実際に自分で飛んで、それをカメラに収めて映画として公開して。はやく皆に見せたいってメイキングの中でも言ってたし。
その時のトムは少年のような目をしてたよ。ワクワクがこっちまで伝わってきた。そして思った。
これがプロなのだと。
1作目のこと思うと映画の雰囲気すごい変わってきてますね。
1作目は結構ガチなスパイ映画っぽかったような。
最近のは合間合間にジョークとか入れてきて、ポップコーン映画として進化し続けてる気が。気のせい?
もはや物語の展開なんかどうでもいいですから。
インポッシブルなミッションをトムクルーズがどうポッシブルなものにしていくのか。どんな生身のアクションでそれを乗り越えていくのか。
この映画において、物語というのはただのおまけ。トムのアクションをより楽しく、かっこよく見せるためのもの。
この映画はそんな映画なんですね。だからストーリーの感想はありません。ほぼ覚えてないんで。それでも、この映画は面白い。そこがすごい。
いつまで続けるんかしらんけど、これからも続けていってほしいですね、怪我のないように。そして我ら観客を楽しませてくれ。
仕事辞めたがってる私からは以上です。ありがとうございました。